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テクニプラスト社訪問記

2003年9月、1年半ごとに開催されるテクニプラスト社のディーラーズ・ミーティングに出席するためにイタリアへ行って来ました。

9月15日敬老の日、成田空港を飛び立って約12時間、イタリアのミラノ国際空港に到着しました。アメリカの入国審査と同様さぞ厳しいチェックではないかと緊張していましたが、意外と簡単な入国手続きで終わってしまい拍子抜けしてしまいました。空港にはテクニプラスト社から迎えの方がきてくれていて、そこから乗用車でホテルまで移動しました。Vareseのホテルに着いたのは夕方でしたがいっこうに暗くならないので少し変な気がしました。

ホテルで一服したあとで、みなさんと近くのレストランに出かけイタリア料理を食べることになりました。イタリア料理といっても、ピザやスパゲッティーを食べ、ビールやワインを飲んだ程度のものです。ピザは手打ちの生地をお店の炉で焼くといった手のこんだつくりで味は☆5つでした。食事後ホテルへ帰って電子メール接続にトライ、今回は簡単に成功しました。日本を出る前に現地アクセスポイントを調べておいたことがたいへん役にたちました。メール確認後寝ました。

睡眠を十分とったせいか翌朝さわやかに目覚めました。朝食をとったあと、テクニプラスト社に移動、本社玄関で盛大な歓迎を受け感激しました。


すでに到着している各国のディーラーの方々と合流し、いくつかの班に別れて見学しました。設計室、事務室といくつもの作業所を順に案内されました。工場内はチリひとつ落ちていないと言って過言でないくらいでした。金型の整頓、切削処理、設計室から現場への図面アクセスなどすばらしいのひとことでした。さすがプラスチック製品が創立時の仕事だけあってこの部門を中心に製造品について自信を持っているようです。

本社前からバス(メルセデスベンツ)に乗り20分くらい走ったでしょうか、我々のグループはラック工場へと案内されました。どこの工場を見せてもらっても本社工場と同じくすばらしかった。欧州では自動給水が好まれないのだろうか、ラックには給水配管が装備されてないものが大半で、全くなかったわけではないが少なかったように感じました。

この工場はクリーン機器の工場で、ワークベンチ、セーフティーキャビネット、個別換気装置のブロアー部分などの製造工場でした。前の工場以上にクリーン度が高そうな工場でした。日本の工場もこのくらいのレベルでなければならないと思いました。

 

この工場はテクニプラスト社の系列会社で洗浄機器を設計製作している会社です。社屋は新しく大きいにもかかわらず、さらに別棟を増設中でした。将来を見据えてか現在抱えている仕事をこなすためなのか、とにかく規模の大きさに驚かされました。トンネルワッシャーに至っては20mクラスの商品が出荷準備されており大きさに驚かされました。ほかにこの工場ではボトルワッシャー、ラックワッシャーなどの洗浄装置を製造しているようでした。あとひとつこの工場で洗浄の自動化を見ること<ができました。まさにロボット化です。

本日のスケジュールはこれでおしまい。

セミナー会場に移動

小高いところにある Kulm ホテル。青いマークがホテル。

工場見学終了後、明日から開催されるセミナー会場へバスで移動となりました。すぐ到着すると思いましたがけっこう時間がかかり(研修セミナー会場)ホテルKulmに着いたのは遅い時間で、到着後参加者達全員でイタリア風夕食をとり部屋に戻って本日のスケジュール終了。

朝めがさめて窓から見た景色の素晴らしさにまず驚きまし>た。昨夜はわからなかったのですが、我々の泊まっているホテルはかなり高い場所にあることにきがつきました。(トップの写真)  朝食後、ミーティングは開始されました。総合ミーティングといくつかのグループ別での小ミーティング方式で行われました。おなじように次の日もミーティングは行われ最終日には懇親会も催され、イタリア人の陽気さでもてなしを受けました。


セミナー開催のホテル前で

イタリア人は陽気で人情深い
イタリア人は器用で日本人によく似ている
イタリア人はワインとパスタが大好き

最終日、皆に再会を約束しバスで一路空港に向かいました。ミラノ国際空港近くで一泊しつぎの日成田に向かい出発しました。

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