感染動物が IsocageTM の中にいて病原体がケージレベルに存在する場合には、室内環境とユーザーを汚染しないように動物とケージのハンドリングを IsocageTM 運転システムとは別の環境内で行わなければなりません。クラス II ラミナーフローキャビネットが作業者、環境および動物を保護します。クラス II ラミナーフローキャビネットの中では IsocageTM を安全に開閉することができます。
IsocageTM バイオセーフティ・ステーションにはオートクレーブ可能なトランスファー・チャンバーに連結しているポート(二重ドア)があります。操作中に2つのドアと連結トンネルが汚染されるおそれがありますので、いったん2つのドアが閉じられると自動消毒システムが作動します。必要な場合には、トランスファー・チャンバーをそのままオートクレーブにかけることもできます。
IsocageTM は、必要な場合に、 IsocageTM Biosafety Station の中でドッキング・ステーションに接続することができます。麻酔ガスがパイプラインによってケージバルブからケージの中へ直接送られます。いったん動物が麻酔されたら、ケージを麻酔ガスからはずし、ケージを開け、マウスをハンドリングすることができます。
ケージの外表を適切に消毒してからラックに戻すために、トランスファー・チャンバーの反対側に消毒液浸漬用タンクが接続されています。
●電源:230 V/50 Hz - 115 V/60 Hz ● 全体寸法: 2730 x 880 x 2180 mm (w x d x h) ● チャンバー寸法:1465 x 550 x 690 mm (w x d x h) ● 電力:7.5 A ● 電力消費量: 1,7 KVA
全ての仕様および表記は予告なく変更することがあります。