- 硬水の影響(たとえば頻回洗浄すると乳灰色に変色)を少なくするためにケージワッシャーの供給水に軟化剤を入れるとよい。
- 55℃がプラスチック・ケージを洗浄するのに最適です(60℃ max)。 高温(80 から 85 ℃)はケージを中和しすすぐために短い接触時間なら使用してもよい。
- アルカリ洗剤のほうが表面から有機物を除去するのに効果があるので、動物ケージの機械洗浄によく使われます。しかし、ポリカーボネートと勢いよくあるいは長時間にわたって接触させると、アルカリ洗剤は腐食あるいは加水分解を起こします。したがって、真水ですすぐ前に短時間の酸によるすすぎサイクルを用いて完全に中和しなければ成りません。定期的にチェックしてケージの表面に残っている水が中性かあるいは弱酸性であるようにしなければなりません。
- 酸性洗剤を尿または硬水のスケールが問題になっている時に使うことができ、中和する必要がありませんが、有機物を除去する力は強くありません
- ケージ表面の乾燥を早めるために酸リンスを用いることは避けるべきです。ケージワッシャーのメーカーに相談してプラスチックのケアのために正しいサイクル・プログラムを用いるようにしましょう。
- 手洗浄の場合には、アルカリ洗剤を使ってはいけません。とくに、予備浸漬タンクにケージを浸漬するときには使うべきでありません。
- オートクレーブ可と考えられていますが、PC 部品は反復してオートクレーブをかけると徐々に劣化していきます。PC
部品のオートクレーブは必要なときだけに行うようにお奨めします。
- オートクレーブをかける前に洗浄する場合には、洗剤や酸リンスが表面に残っていないようにすることが大切です。オートクレーブの過度の熱と圧力が残った洗剤や酸リンスをこがして、プラスチック表面の透明度の減少や化学的ダメージを起こすからです。
- 蒸気滅菌を効果的に行うためには適切な温度管理と適当な蒸気供給が必要です。ボイラーの給水から入ってくるアルカリ性防錆剤はプラスチック素材を破壊したりケージ表面を曇らせたりします。
- できるだけオートクレーブ・サイクルを短くします。121 ℃ 20 分間の最低暴露をお奨めします。温度パルシングを取り入れたサイクルは避けるように気をつけましょう。
- 10 ケージ以上を積み重ねないようにしましょう。
- 飼料と床敷の入ったケージ全体をオートクレーブすることができますが、これらの材料を加熱すると、プラスチックを攻撃してくもりやひび割れを起こす有害物質を発生するおそれがあります。
- 中に床敷を入れたままケージをオートクレーブする必要のある場合には、蒸気が通りやすい適当なプラスチック製の袋を使用してください。
- 消毒薬メーカーにその製品をプラスチックに使ってよいかどうかを確認しましょう。
- 消毒薬が残っているケージやボトルを決して加熱しないようにしましょう
TECNIPLAST は最高の品質が保証されたステンレススチールを使用しています。適切に使用すれば、ステンレス・スチールは他のタイプのスチールに比べて変色したり、錆びたり腐食したりしません。洗剤を用いて洗浄した
SS 製品は変色を防ぐために完全にすすいで乾燥しなければなりません。
AISI 304 ステンレス・スチール - EURONORM - UNI - X5CrNi1810 用途:フタ、ラック、カード・ホールダーおよびワイヤ製品.
AISI 316 ステンレス・スチール - EURONORM - UNI - X5CrMo17122 用途:ボトル・キャップ、バルブおよび自動給水装置の付属品
H-Temp、U-Temp およびInteractive
SafeChange Station は Tecniplast の商標です。すべての仕様および 説明は予告なく変更されることがあります。
|