Cat. No. 3700M/3701M (マウスとラット3匹群飼育用)が長年にわたり使用されてきましたが、既存モデルに機能上の限界があるためと国際ガイドラインの要求を遵守するために新しいマウス1匹用の代謝ケージを開発する必要が生まれてきました。
その結果、シンプルで使いやすい1匹用の代謝ケージが完成しました。糞と尿が完全にすばやく分離されます。
有効床面積は200 平方cm、内部の高さ 130 mm であり、床面積と高さは以下の基準に完全に準拠しています。
EEC Recommendations (180平方cm)
UK Recommendations (Home Office 200平方cm)
USA Recommendations (96,78平方cm)
各ケージは独立した移動式ラックに載せることができます。1群12 ケージで用いる場合には、ケージタイプ
3700M 用の既存の標準ラックを用いることができますが、それぞれのケージにサポート・プレートが必要になります。
ケージは1ケージ用のスタンド Cat. No. 3M01D100 で用いることもできます。
ケージは慎重に選ばれたプラスチック製の11部品からできています。
- 円錐ロート部ははポリメチルペンテン製です。
- アッパー部はポリーカーボネート製です。
- ボトル・ホールダー、給餌器および支持グリッドはステンレススチール製です。
いろいろな試験とテストが行われ、特殊処理したロートの傾斜角が正しく24 時間尿が完全に採集できることが分かりました。(わずか1.5
mlから最大5 mlまで採集することができます。)
重要な設計上の特徴は下方チャンバーの中にある採尿管の位置によって蒸発がないことです。チャンバーは試験の開始時には閉まっています。
糞が分離ロートに付着して尿によって流されたり尿が混じったりしないようにするために、分離ロートの壁の傾斜と処理が排泄される糞の
90% 以上が正しい試験管に採集されるようになっています。
軟便の場合には尿が混じるのを避けることができません。
代謝試験を始める前に、少なくとも48 時間は動物をグリッドに馴化させることが大切です。
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